2017-06-06 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
○伊波洋一君 もう既にアメリカ自身が大陸間弾道弾に向けた北朝鮮の核ミサイル開発等を懸念している中で、私たちがやはりノドンだけを想定して沖縄などは入らないなどというような認識ではいけないんだと思います。既にグアムへの到達もあり得るということを前提に米軍は考えているようであります。
○伊波洋一君 もう既にアメリカ自身が大陸間弾道弾に向けた北朝鮮の核ミサイル開発等を懸念している中で、私たちがやはりノドンだけを想定して沖縄などは入らないなどというような認識ではいけないんだと思います。既にグアムへの到達もあり得るということを前提に米軍は考えているようであります。
北朝鮮の核ミサイル開発という脅威が新たな段階となった、これが明確となるなど、我が国の安全保障環境が厳しくなる中、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向け、核兵器国と非核兵器国の橋渡しという使命を果たしていくことは簡単ではないと思います。 しかしながら、この困難な道のりをしっかりと連立与党として歩んでいくことを申し述べまして、私の質問、終えさせていただきます。
北朝鮮の核ミサイル開発は、昨年の連続的な実験等を経て、実戦配備段階に近づきつつあると認識すべきです。北朝鮮は、二月十三日の弾道ミサイル発射実験に続き、三月六日には、日本の排他的経済水域を含む日本海にミサイル四発を発射し、我が国のEEZ内に三発を着弾させました。北朝鮮は、これが在日米軍を標的とした訓練であると明言しております。
この中で、政府においても、アメリカ、また韓国との連携をしながら対応していくということでもありますが、昨年十一月に採択された国連での安全保障理事会決議に基づく北朝鮮に対する新たな制裁措置は、中国が制裁の履行が不十分なために北朝鮮の核ミサイル開発をとめられていないというような側面も生じているところであります。
また、中国の急速な軍拡や北朝鮮の核ミサイル開発などの東アジア情勢も大きく変化し、「国の防衛や国際安全保障」について、国会で、ある時は政府の考えを説明しながら、安全保障における国策をまとめる役割も果たしてきました。
特に、北朝鮮が挑発的な言動を繰り返し、国連安保理決議等に違反して核ミサイル開発を継続していることは、我が国を含む国際社会全体の平和と安全に対する脅威であります。 このような中、我が国の安全を確保するためには、我が国自身の防衛力の強化がまず重要でありますが、あわせて、日米安保体制のもとで、核抑止力を含めた米国の抑止力を一層向上させていくこと、これも重要なことであります。
そして、アメリカからの指摘では、北朝鮮の核ミサイル開発は日本の資金でやっておるんだということであります。 さらに、この本の二百五十二ページには、朝銀資金の流用、これは、警察が、捜査二課が朝鮮総連に強制捜査をかけられた件ですが、これも書いてある。朝銀東京理事長と朝鮮総連の金庫番が共謀して、「架空の口座を通じて朝銀から総連に、約八億円を不正に流用していた、」こういうことも書いてあるわけです。
その中国が核ミサイル開発など軍備拡張路線にあることを考え合わせれば、我が国が自由と民主主義の理念のもとに法治国家である以上は、対中援助を見直すべきときだと考えます。ODA四原則がありながら、なおも対中援助を続けるのは、昨今深刻な疑惑を招いている、公金の不正支出になるのではありませんか。
そこで、今回の国防報告にも、中国の弾道弾問題が触れられておりますけれども、そこらのところを、一体防衛庁としては、どの程度のことに——いつごろ、中国の核ミサイル開発の度合いというものが進んでいくのかという時間的な判断、大体量的な判断、そこらのところは、どう考えておられるのですか。